仲間であり、ライバルであれ。優しさだけでは、本当の仲間とは言えない。

――5月2日。本日も、Aクラスの試合の様子をお届けします。
前回の敗戦。その悔しさと課題を胸に刻み、選手たちは日々の練習に向き合い、この大会(河内長野会長杯Aクラス)に挑みました。
中でも大きな反省点は「試合への入り方」。
これは野球に限らず、すべてのスポーツに通じる重要な要素です。
技術で劣っていてもいい。
その代わり、“声”で相手を圧倒できるチームであれ――。
そう選手たちに伝え続けてきました。
前回の試合では、その部分が課題として浮き彫りになっただけに、正直なところ一抹の不安もありました。
しかし、試合会場に到着し、アップが始まると――
その不安はすぐに吹き飛びました。
グラウンドに響き渡る大きな声。
一人ひとりが全力で声を張り上げている。
「審判に注意されるくらい声を出してみろ」
そんな一言で、さらにギアが上がる選手たち。思わず笑ってしまうほどのエネルギーでした。
まずは第一関門、見事クリアです。
――そして、試合開始。
アストロズ後攻でプレイボール。
先発のマウンドに上がったのはユイカ。
味方のエラーもありながら、崩れることなく粘り強く投げ抜く姿。
打たせて取る持ち味を存分に発揮し、3回無失点。見事なピッチングでした。
続いてマウンドに立ったのはソウタ。
エース争いに名乗りを上げる一人として、その存在感をしっかり示します。
1イニングを完璧に抑え、堂々のアピール成功。
攻撃面でも、成長の兆しが見えました。
ただ打つだけではない、“考える野球”。
試合後、ある選手がこう話してくれました。
「ランナーを進めたくて、自分でバントを選びました」
その一言に、確かな進歩を感じます。
ヒットはわずか2本。
それでも、一点ずつ丁寧に積み重ね、勝利を掴み取りました。
――まずは、この一勝を心から喜ぼう。
今年のAチームは、6年生・5年生合わせて17名。
しかし、6年生だからといって試合に出られる保証はどこにもありません。
全員がライバル。
だからこそ、全員が仲間でもある。
「自分がレギュラーを勝ち取る」
その強い意志を持って、もっともっと前に出てきてほしい。
才能なんて関係ない。
這い上がるのは、努力だ。
努力は、必ず報われる。
もし報われない努力があるとするなら――
それは、まだ“努力”と呼べる段階ではないのかもしれない。
さあ、次へ進もう。















